書籍感想:アウトプット大全(樺沢紫苑本著)

最近は書店が少なったと言われるものの、街をぶらぶら歩けば田舎でもそれなりの書店はあるもので、週に1度は立ち寄ってしまう。

 

20代も後半に差し掛かるこの頃、「ビジネス本って面白くないか?いや面白い!」と感じるあたり順調におじさん化しているらしい。

 

さて、今回購入したのは精神科医樺沢紫苑氏著「アウトプット大全」

人間大人になるとアウトプットしないと記憶が定着しないらしいと何かで聞き及んだので購入。イラスト付きで分かりやすくすらすら読める。

 

樺沢何某氏がどのような方かは存じ上げなかったが、本書を開いてすぐ6pの記載では

・メルマガ、毎日発行 13年

Facebook、毎日更新 8年

Youtube、毎日更新 5年

・・・

かつ

基本、18時以降は働かない

月10本以上の映画鑑賞

月20冊以上の読書

・・・

と大量のアウトプットをこなしつつ、プライベートも謳歌しているらしい。かつ精神科医としても勤務しているなら、素人的には信じがたいほど人生が充実しているように見える。

同7ページには「日本一アウトプットをしている精神科医」とも記載があるので、そんだけアウトプットしている方のいうことなら間違いあるめぇという感想。

何かを始めるときは、とにかく先駆者の丸パクリから入るのが手っ取り早い。というわけで半分ほど読んだ感想。

 

1 とにかく実用的

 インプットしかしたことない人でもアウトプット中心の生活に切り替えるきっかけを与えてくれる書であること間違いなし。アウトプットとは即ち「行動」であり、「行動」には何かしら「結果」が伴う。これにより人生が変わるというのが本書の前半で語られること。

 これには分かり身が深すぎる。何をやるにもまず行動しないとなぁんにも変わらない。あれをしたいなぁ、こうなりたいなぁ、具体的にはもっと人に好かれたい、評価されたい、成果を出したいとかとか。そういうことは誰でもが思うことだけど、それを実現するために何かしらの行動をしている人間がどれだけいるのかということ。

 本書28ページには、”アウトプットの割合が4割以下の人が全体の88%を占め、ほとんどの人がインプット中心の勉強、学びを行っていることがわかりました。”とある。(樺沢氏のセミナー受講者を対象としたアンケート調査)

 わざわざ人様のセミナーを金出して聞こうという意識高い人が対象なのにこの結果なわけだから、一般人の95%くらいはインプット中心なんじゃないか?と思われるし、間違いなく自分もインプット中心の生活をしてきた自負?がある。そもそも日本人はアウトプットのやり方なんて教わらないし・・・。学校では黙って先生の話を聞く(=黙々とインプット)のが優等生の在り方的な雰囲気があるじゃぁないか。そりゃそうなるよ!と思うわけですよ。

 しかし、社会人になると定期テストというアウトプットの場が失われるので、インプットした知識をアウトプットする場がないという問題が生じます。会社でいろんな研修したとて、その知識をアウトプットする機会がなければ、もう無駄になっちゃう。そんな研修たーくさんありますよね。

 ほならね、場は自分で作ればいいわけですよ。このブログもそれが目的なわけだし。樺沢氏もそうされてるみたいなので、丸パクリの精神で真似してみます。

 

2 おすすめの人

 毎日毎日同じことの繰り返しで、自分自身の成長を感じられないそこのあなた。私と同類です。一緒に頑張っていきましょう。とりあえずこの本か、あるいはなんでもいいですけど、アウトプットのやり方をテーマにした本買って、書いてあるとおりに行動してみましょう。私はこの本に触発されて、いろいろ初めて見ました。

・調べたことは1枚紙にまとめる。(トヨタの紙1枚文化に憧れた)

・おすすめされたものを買ってみる(今まではフーンで終わり。おいしいと言われたワイン買って、相手に感想と教えてくれてありがとうの感謝を言うまでセット。)

・本に書いてあることを他人に説明するつもりでアウトプット。+家族に説明、同僚に説明

 

とりあえず読み始めて1日目の感想はこのくらい。

穴が開くくらい読めばもっと深いことをまとめられそうな気がする。